今回の記事ではMidjourneyで画像を生成する際に、指定した画像の画風(スタイル)を参照して新しい画像を生成する機能「Style Reference」についてご紹介します。
この記事を読むことで、画風(スタイル)を固定して新しい画像を生成することができるようになります。
Style Reference
MidjourneyのStyle Reference機能は、パラメータで指定した画像の画風(スタイル)を参照して新しい画像を生成する機能で、この機能を使用すると画風を固定して新しい画像を生成することができます。
参照画像
参照して生成した画像
Style Referenceの使い方|–srefパラメータ
Style Reference機能を使用するには「–sref」パラメータを使用します。
テキストプロンプトのみで生成
任意のプロンプトに、–srefパラメータを指定して画像を生成します。
参照画像
参照して生成した画像
画像プロンプトを使用して生成
Style Referenceは画像プロンプトとの併用も可能です。
プロンプト画像URL Chibi character with Kimono --sref 参照画像URL
参照画像
画像プロンプト
結果
参照する画風の重みの調節|–sw <0 – 1000>
Style Refenenceを使用する際、–srefパラメータと一緒に–swパラメータを指定することで、どの程度指定画像の画風(スタイル)を参照するか?を調節することができます。
Tokyo Tower at night --sref 参照画像URL --sw 100
参照画像
–sw 0
–sw 25
–sw 50
–sw 100
–sw 250
–sw 500
–sw 750
–sw 1000
複数の画像を参照させることも可能
Style Referenceでは複数の画像を参照させることも可能です。
Beer on a table at a cafe in Tokyo --sref 参照画像A_URL 参照画像B_URL
参照画像A
参照画像B
結果
複数の画像それぞれに重みをつける
複数の画像を参照させる際、マルチプロンプトと同様に「::」を使用することで複数の参照画像それぞれに対し重みづけをすることも可能です。
Beer on a table at a cafe in Tokyo --sref 参照画像A_URL::2 参照画像B_URL::1
参照画像A
参照画像B
参照画像A::2 参照画像B::1
参照画像A::1 参照画像B::2
マルチプロンプトについてはこちらを参照ください。
キャラクターを固定するCharacter Reference機能
画風(スタイル)を固定するStyle Reference機能に対し、Midjourneyにはキャラクターを固定するCharacter Reference機能もあります。
Character Referenceについてはこちらの記事をご参照ください。
Style Referenceの公式はこちら