この記事ではMidjourneyで画像を生成する際に指定可能なSeed値について詳しく解説します。
この記事を読むことで、一度生成した画像と同じような画像を新しく生成することができるようになります。
Seed値
Seed値はMidjourneyで画像を生成した際に、その生成画像に対して付与される整数の値です。
このSeed値を使用して画像を生成すると、指定したSeed値の画像と同じような画像を再度生成することができます。
- Seed値は 0 – 4294967295の間の整数で生成される
- –seedパラメータを使用すると、生成した画像のSeed値を指定し画像を生成できる
生成した画像のSeed値を確認する
生成した画像のSeed値を確認するには、メールリアクション(envelope)をMidjourneyに送ります。
1. Seed値を生成したい画像に対し、メールアイコン(envelope)を送る
2. Seed値が表示される
※アップスケールした各画像とGrid画像のseed値は同一です
Seed値を指定して画像を生成する
Seed値を使用して画像を生成する際は–seedパラメータを使用します。
1. /imagineタグを入力し、プロンプトと–seedパラメータを指定する
2. Seed値を指定した画像に似た画像が生成される
Seed値を使用した画像生成の注意点
Seed値を指定できるのは最初の画像生成のみ
–seedパラメータで指定したSeed値は、最初の画像生成時に指定したプロンプトでのみ適用されます。
例えばカスタムズームなどでSeed値を指定しても、
生成される画像に指定したSeed値は影響しません。
Seed値は変わることがある
Seed値は静的な値ではありません。
そのため、生成後ある程度時間がたった画像のSeed値を指定しても、望んだ結果が得られないこともあります。
公式
Use the Seed parameter to specify the random number generated for Jobs